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上質な空の旅を求めて試行錯誤

【ANA SFC】SFC修行のエッセンス&友人のSFC修行を全力でプロデュースする話

「オレ来年修行するわ」

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 約1年ほど前に当ブログをはじめ、記事に自身の上級会員修行の記録を載せ、ネットのあちらこちらを徘徊して手に入れた情報をあれこれ研究したりしてきましたが、ついにその真価を問われる時が来ました。僕の大学時代の友人(ANAファンです)が、ついに2018年に修行を執り行う決心をしたとのことで、助言を求められたのです。全力でサポートしたいと思います。「まずはソラチカカードだ!」※ソラチカルートは2018年3月で閉鎖。別ルートで行くかANA nimocaか…

 

 

2018年SFC修行の傾向と対策

 まず2018年にSFC修行を敢行するうえで、この「SFC修行」という名のゲームのルールと傾向、そして考え方を再確認しておきましょう。

 

1、基本原則

 

航空券を現金またはANAスカイコインで購入し、実際に搭乗することによってのみ積算されるプレミアムポイント(以下PP)と呼ばれるポイントを貯める。PPの計算式は、飛行距離(マイル)×積算率(%)集計期間は1月1日から同年12月31日までで、年をまたいで持ち越すことは出来ない

・特典航空券による搭乗では積算されない。

搭乗する座席クラス(変更、キャンセルの自由度)によって積算率が変わる

50,000PP以上貯めてプラチナステイタスに到達すると、スーパーフライヤーズカード(以下SFC)というクレジットカードを申請する権利が発生

SFC持っているだけでANA上級会員資格「プラチナ」とほぼ同格のサービスを受けることができる

 

2、考え方 

出費は少ないほうが良い。普段の生活もあり飛行機に乗れる時間は限られているので、購入する航空券費用を抑え、1回の搭乗で得られるPPを最大化したい。よって予約クラスが高く、長距離を飛行する航空券を可能な限り安価で買う方法を考える。

・1PP手に入れるのに幾ら必要かを測る数値としてPP単価という指標を導入する。10円/PPが平均的指標。

国内線(2倍)と、国際線:東南アジア、オセアニア路線(1.5倍)はボーナス倍率があるのでPP効率がかなりアップする(定石1)。

国際線国内区間(地方空港~国際線発着空港の区間は少額の追加費用で100%※ぶんのPPが積算されるので、PP効率がかなりアップする(定石2)。

・【応用】海外発券(海外発日本行き航空券)という手段もある。発券地の物価によってはかなり値段が安く、なおかつ予約クラスが高い(=マイル積算率の高い)航空券があるので、PP効率がかなりアップするものがある。ただし発券地まで行く/帰着地から帰ってくる必要がある(定石3)。

 

 3、応用例 

・定石1、2を併用し、国際線国内区間:長距離路線国際線:高倍率路線乗り継ぐことが最も効率が良いが、便数・利便性の問題からある程度の本数が飛んでいる地方中核都市とするのが良い。そこで沖縄(OKA)発東京経由シンガポール(SIN)行き航空券が効率が良く、「OKA-SIN」として有名※。

 

※2018年10月1日より、国際線国内区間のマイル/PP積算率が予約クラスに連動して変化するようになる旨告知されており、この手段は2018年10月以降頭打ちとなる。

 

 以上、ざっくりとSFC修行のエッセンスを書き起こしてみました。おそらく、修行を開設しているブログは多くあるので、読み比べてみてください。

 

 

改悪への対抗策

 

 さて、上にも書きましたが、2018年10月1日より国際線国内区間の積算率が常に100%ではなく予約クラスに応じて変動するようになってしまう、というのが大きく取沙汰されています。修行僧に激震、なんてキャッチーなタイトルがついた記事を見かけたことがあります(笑)。さておき、ここで僕なりにこの改悪を切り抜ける手段を検討してみたのですが、思いついたので記載しておきます。方法は極めて簡単です。

 

 上で述べた海外発券です。そして今回僕が皆さんに提案するのはマレーシア発券プレミアムエコノミーです。

 

 ご説明いたしましょう。まず、海外発券とは発券地の物価等によって同じ区間を乗るのに日本発着のチケットよりも値段が安くなる、そして日本で発券するよりも自由度の高い(=予約クラスの高い)チケットであることが多いという現象を利用するものです。

 

・マレーシア発券

  OKA-SINの類型であるOKA-KULを考えてみましょう。2018年4月の週末で検索してみます。エコノミークラス、プレミアムエコノミー、ビジネスで検索して比較してみると以下の表のようになります。空欄は設定なしです。

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 PP単価が最も良いのはプレミアムエコノミーSuper Value Plus7.72円/PP。これは良いですね。もし余剰マイルやアップグレードポイントをお持ちでしたらビジネスにアップグレードしても良いでしょう(競争率の問題から、できるかどうかは別にして)

 。

 

 ここで、検索期間を2018年11月に変更してみると…

 

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 なんということでしょう(迫真)エコノミークラスの修行僧を振り落としに来ているとしか思えません。

 

 もうエコノミークラスでの修業は出来ないな…とお考えの皆様に、僕はぜひプレミアムエコノミーでの修業を検討していただきたいと思います(本当は「ビジネスもイケる!」と思ってたんですが、思った以上に高かったので断念しました)。プレエコって相対的に高いイメージがあるのでなかなか踏み切れない、という方もいらっしゃると思いますので、海外発券するとどうなるかをお調べしておきました。

 

 クアラルンプール発東京経由那覇行きプレミアムエコノミー:Basic Plusなら、MYR3,338.38-(=JPY92,120-)で済みます。日本発券のSuper Value Plusよりも安く、同量のPPを獲得できます。PP単価はなんと6.24円/PP!これ、すごくないですか?現地へは、LCCで行っても良いでしょうし、OKA-KUL修行で挟んでガチの修行にしてしまうのも手ではあります(流石にかなりしんどいでしょうが…)。

 

・韓国発券ビジネスクラスは意外とダメだった

 同じ海外発券ではクアラルンプールよりも知名度のあるであろう韓国発券ビジネスクラスについてです。これは実際に自分がやってみた修行なのですが(該当記事参照)、韓国発石垣行きビジネス:Valueなら、KRW715,100-(=JPY73,862-)で、国際線が予約クラスP(70%)→国内線がY(100%)積算です。僕が修行したときは似たような値段で国際線の予約クラスがZ(125%)だったのですが、これも知らないうちに改悪されていたようで、思った以上に数字がよくありませんでした。うーむ。

 

次回予告

 カタール航空A350A380ビジネスクラスとドーハ・ハマド国際空港のレポートです(多分)。